ベイビューアセットマネジメントでの資産運用に興味があるので詳しく知りたい…
ベイビューでの投資がしたいけど周りでやってる人がいないのでリアルな評判が気になる…
こういったことでお悩みではないでしょうか?
ベイビューアセットマネジメントは日本国内の独立系の資産運用会社です。
前身のRSアセット・マネジメント株式会社の1998年の創業から数えると20年以上の歴史がある会社です。
公募ファンドのほかに、私募のヘッジファンドも取り扱っていて、投資対象も株式・債券・プレイベートエクイティなど多岐にわたっています。
そんなベイビューアセットマネジメントでの資産運用は、基本的には機関投資家が対象になっています。
とはいえ個人投資家でも投資できるので、そのあたりの評判や管理人の評価をお伝えしていきますね!
目次
ベイビューアセットマネジメントで投資するべき?管理人の総合評価は?
項目 | 点数 |
---|---|
収益性 |
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安定性 |
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将来性 |
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透明性 |
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流動性 |
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信頼性 |
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ベイビューアセットマネジメントが取り扱っている私募ファンドへの投資の具体的な魅力や、逆にイマイチだと感じる点を下にまとめていきますね。
ベイビューアセットマネジメントでの投資のココが魅力!
ベイビューアセットマネジメントでは私募ファンドをいくつか扱っています。
なので自分のリスク許容度に応じて年利数%~20%ほど見込めるものまで、選択することができます。
例えば年利20%が見込めるようなファンドだと、変動幅も-20%~+40%ほどがあるので、それが耐えられれば一般的な投資信託と比べて利回りは高いと言えますね!
また、もう1つ魅力的なところは、引き出したいときに2週間前に言えば、翌月1日か15日の近い日付に払い戻しされることです。
一般的なヘッジファンドの場合は45日ルールなどがあったりしますが、柔軟に出し入れ出来るというのはありがたいですね。
解約の45日ルールについて気になる場合はこちらの記事も参考にしてみてください。

ベイビューアセットマネジメントでの投資のココはイマイチ!
ベイビューの私募ファンドのイマイチなところは、基本的には年金基金や企業などの機関投資家が対象のため、個人投資家への門戸があまり開かれていない点です。
機関投資家はだいたい1つの企業で数億~10億円くらいの規模で長期間の投資を行います。
ベイビューの私募ファンドは最低投資額が1000万円からとなっていますし、個人での利用者も少ないためなかなかリアルな情報が入手しづらいところはデメリットだと言えますね。
その他にも私が良さそうだと思い調査したヘッジファンドは日本に22社あるのですが、その中でも特におすすめできると判断したヘッジファンドを以下よりランキング形式で紹介しています。(※もちろん私も出資をしているものです)
ベイビューアセットマネジメントってどんな会社?運用している私募ファンドの最低投資額や利回りなどを一覧でチェック!
会社概要 | |
---|---|
会社名: | ベイビュー・ アセット・マネジメント株式会社 Bayview Asset Management Co., Ltd. |
本社所在地: | 東京都千代田区一番町29-1 番町ハウス |
代表: | 八木 健 |
設立: | 1998年 |
契約資産額: | 3,742億円 (2019年9月末現在) ※外貨建資産は1ドル=107円で評価 |
出資者数: | – |
最低投資額: | 1000万円 |
利回り: | 年利数%~20% |
手数料: | 信託報酬 運用残高の2% 成功報酬 運用益の20%(ハイウォーターマーク) 解約手数料 運用残高の0.3% 売買手数料なし |
連絡手段: | 問い合わせフォームなど |
公式サイト: | https://www.bayview.co.jp/ |
※情報は変更になる場合もありますので、最新の情報は直接お問い合わせください。
ベイビューアセットマネジメントは独自での運用のほかに、提携している運用会社もあり、私募ファンドとして下記のような商品を提供しています。

運用対象や戦略も幅広く、種類がかなり多いですよね!
人気があるのは、運用対象が株式でロング・ショート戦略の岡橋ファンドマネージャーの「ニュー・アルフェックス ロングショート」になります。
では、ファンドを評価するときに管理人が見ているポイントが6つありますので、それをお伝えしていきますね!
管理人が投資するとき必ずチェックするファンド評価ポイント6つ!
- 利回りや配当の過去実績はどうか?
- ファンドマネージャーは見えるか?
- 顧客の数はどれくらいか?
- オフィスが実在するか?
- 社員が実在するか?
- 運用手法はなにか?
管理人はファンドに投資を行うときにはこの6つを必ず確認しています。
未来の成績が過去のように続くかどうかは誰にもわからないですが、この6つを確認することで負ける確率を減らすことが可能になってきます。
また、まとまったお金が動くヘッジファンド投資だと特にファンドを装った詐欺が非常に多いので、詐欺被害を避けるためにも最低限チェックするべきだと思っています。
ポイント①:利回りや配当の過去実績はどうか?

まず1つ目のチェックポイントは、そのファンドの利回りや配当の過去実績はどうかを確認することです。
とくにヘッジファンド投資の場合はその運用実績が不透明である場合も多いので、運用会社に直接問い合わせたり面談のときに聞いたりして確認するようにしましょう。
ベイビューアセットマネジメントが提供する私募ファンドの利回り実績は、面談で聞いたところによると数%~20%ほどになっています。
管理人はベイビューアセットマネジメントでの運用は見送ったので、具体的な過去実績レポートは手元にはありません。
ただ、実際に投資をする場合には、商品によりますが「日次」「週次」「月次」「四半期」「半期」「年次」「個別/臨時」で必要に応じてレポートをもらうことができます。
価格の推移だけでなく、市場環境や今後の投資アイデアなどのレポートになっているようです。
ポイント②:ファンドマネージャーは見えるか?

次のチェックポイントは、ファンドマネージャーが見えるかどうかです。
ベイビューアセットマネジメントは、ひふみ投信でお馴染みのレオス・キャピタルワークスなどと同様に「顔の見える運用」を心がけています。
会社情報から役職員の顔も確認できますし、ファンドマネージャーのページではそれぞれのファンドのファンドマネージャーの顔が見え、プロフィール詳細から経歴なども確認することが可能です。
なかなかメディアにも出ない職人気質のファンドマネージャーも、経歴や実績、運用にかける心がけなどがインターネット上で公開されているのはありがたいですね。
ポイント③:顧客の数はどれくらいか?
次のポイントは、顧客の数がどれくらいいるかです。
顧客が少ないと実体験を聞く機会も減りますし、評価が難しいですよね。
商品によりますが、ベイビューアセットマネジメントの私募ファンドは基本的には機関投資家がメインの対象となっています。
なので顧客数はそれほど多くはなく、数十社ほどの規模であるようです。
個人投資家への門戸は開かれていないわけではないですが、積極的に集客をかけているわけではありません。
最低投資額は1000万円からにはなるので、現在投資している顧客(富裕層)の紹介といったケースが多いようです。
月に数件の面談があるかどうかという程度といったお話は聞きましたが、もしかするとネットを見ての面談希望は増えてきてはいるかもしれません。
ポイント④:オフィスが実在するか?
次のチェックポイントはオフィスについてです。
ベイビューアセットマネジメントのオフィスは「東京都千代田区一番町29-1 番町ハウス」です。
半蔵門駅から徒歩数分でアクセスできるところに建っていて、かなり立派なオフィスになります。
面談にいくと立派な応接室で、複数名の方とざっくばらんに話すことができます。
余談ですが、独立系の資産運用会社として、金融のメッカである日本橋兜町とは皇居を挟んで対局になる位置にあえて設立されています。
ポイント⑤:社員が実在するか?
次のポイントは社員が実在するかです。
ヘッジファンドへの投資を行うときには、担当者の在籍確認などが重要になってきます。
ベイビューアセットマネジメントは、問い合わせフォームから問い合わせを行って面談にいけば、しっかりした営業担当の方と話すことができます。
あまりないと思いますが、もし別の経路で担当を紹介してもらった場合などは、念の為本社に担当者の在籍確認を行うほうが良いですね。
ベイビューアセットマネジメントの場合は、営業担当は正社員として雇われているようです。
ポイント⑥:運用手法はなにか?

最後のチェックポイントは運用手法についてです。
上でも挙げたように、ベイビューアセットマネジメントで投資できる私募ファンドは、商品によって運用手法が多岐にわたります。
ヘッジファンドを活用するメリットは、手間がかからないということなので、詳細まで知る必要はありません。
ただ、大まかな運用の方法と、どういったリスクがあるのか、相場の下落局面でも強いのか、などは把握しておきましょう。
そうすることで、なにか相場に影響を与えそうな大きなニュースが出たときに、自分自身のストレスを軽減することにもつながります。
その他にも私が良さそうだと思い調査したヘッジファンドは日本に22社あるのですが、その中でも特におすすめできると判断したヘッジファンドを以下よりランキング形式で紹介しています。(※もちろん私も出資をしているものです)
ベイビューアセットマネジメントのネット上での評判や口コミは?
ベイビューアセットって有名なんですかね?
これで明日どう反応するのか。#はてな— 静六 (@seiroku_honda) May 22, 2019
ベイビューアセットってファンドか。フムフム
— エビ✡ジュン (@lapeyasukabu) January 8, 2019
ベイビューアセットってあまり話を聞かないが、どんな感じの会社なのだろうか…
— 明日転機になあれ♪ (@ashitenki) February 16, 2014
ベイビューアセットっていう小さい投資会社の月次レポートかなり詳しく書いてくれてるから毎月見てたんだけど、2017年入ってからマイナス続きでマネージャー退任させられてた。悲しいね
— HK@兼業投資家 (@EmethOo) April 26, 2017
リネットJPN(3556)マーケットが急落した12月後半に株価が高値を維持してたのは、機関投資家が買っていたため。ベイビューアセットが、12月31日に大量保有報告義務が発生。年明け早々にブレイクアウトして、2カ月弱で+70%。急落後、最初にブレイクアウトする銘柄が強い典型的な事例 pic.twitter.com/IE8mCWO8jc
— Hinode (@HinodeShip) February 26, 2019
ベイビューアセットマネジメントは、1998年から創業20年以上の歴史がありますが、個人投資家にはまだまだ浸透はしていないことが伺えますね。
また、運用資産が大きく個別銘柄の株価へはかなり影響を与えるようです。
そういったことから、株式投資を自分で行っている個人投資家の中にはベイビューの動きをウォッチしている方もいらっしゃいますね。
とはいえやはり、ベイビューアセットマネジメントで資産運用を委託している人の意見はなかなか出てきません。
最低1000万円から投資可能とはいえ、個人でもだいたいが数千万円~億単位で運用依頼しているのが現状で、そういった方々でネットで情報発信される方は少ないです。
ベイビューアセットマネジメントの個人投資家に対する裾野が広がって、いろいろ情報が出てくるようになったらまたTwitterなどでリアルな声を収集してみたいと思います。
ベイビューアセットマネジメントでの投資方法(契約方法)と解約方法は?
ベイビューアセットマネジメントとの契約は、まず公式サイトの問い合わせフォームや電話から直接連絡をとることから始まります。
運用する金額が大きいことが予想されますので、遠方であってもなるべく直接面談をすることをお勧めします。
面談ではファンドでチェックすべきポイントを確認しつつ、いつまでにどれくらい資産を増やしたいか・そのためにどれくらいリスクが取れるか、といったことは考えておいたほうが良いですね。
ベイビューアセットマネジメントの場合は商品はたくさんありますが、決めるのはあくまでも自分なので資産運用の目的や目標はあったほうが具体的な提案をしてもらいやすいです。
契約することになれば、書類を提出して口座開設を行って運用が開始されます。
また、購入時手数料がないので、基本的には預けている残高から信託報酬や運用益に対しての成功報酬が引かれて次の期の運用資産残高が計算されます。
解約については、原則2週間前通知で翌月の1日、15日の近い日付に払戻がされます。
解約時には0.3%の解約手数料が引かれて、差額が払い戻しされます。
商品によっては手数料やタイミングが異なることもありますし変更になる可能性はあるので、お金まわりのことは面談のときにしっかり確認するようにお願いします。
ベイビューアセットマネジメントの私募ファンドで運用益が出たときの税金は?
ベイビューアセットマネジメントでの運用で利益が出た場合には、総合課税となって自分自身で確定申告を行う必要があります。
だいたいの流れは面談でも教えてもらうことが可能です。
その他にも資産運用をしている場合が多いと思いますので、税金については所轄の税務署や税理士の方に相談したりして、正しく納めるようにしましょう。
ベイビューアセットマネジメントについての補足
ベイビューアセットマネジメントについて、提携先の私募ファンドについてと、投資信託について補足しておきますね。
提携先の私募ファンドがある
商品一覧でも記載されているように、ベイビューアセットマネジメントの私募ファンドは独自で運用しているファンドのほかに、提携先が実質的に運用しているファンドもあります。
提携先はアメリカの独立系資産運用会社で、米国における運用再委託先又は運用業務提携先として現地での投資活動に専念しています。
Victory Capital Management Inc.
Cerebellum Capital, Inc.
Crosslink Capital, Inc.
Horsley Bridge Partners, LLC
GoAhead Ventures LLC
公募ファンド(投資信託)も取り扱っている
ベイビューアセットマネジメントは私募ファンド以外にも公募ファンド(投資信託)も扱っています。
Bayview日本株式ロングショート
USバイオ・ベンチャー(限定追加型)
USマイクロキャップ株式
アメリカン・ドリーム・ファンド
アメリカン・ニュー・ステージ・オープン
東京海上・米国新興成長株式ファンド(愛称:グローイング・アメリカ)
米国小型バリュー株ファンド(愛称:アメリカン・エンジェル)
米国イノベーション・ファンド(愛称:アメリカン・アイドル)
投資信託は私募ファンドと違って、100円から購入できるものもあるので投資のハードルは低いです。
ただし例えばBayview日本株式ロングショートだと信託報酬2.277%+成功報酬20%なので、投資信託としては手数料が高めですしリターンも私募に劣ります。
なのであえて選ぶ必要はないというのが個人的な感想です。
ベイビューアセットマネジメントの私募ファンドへの投資についてのまとめ
- ベイビューアセットマネジメントの私募ファンドは種類が多く、数%~20%ほどの期待年利回り
- 個人投資家の利用者はあまりおらず、主要顧客は機関投資家
- 最低投資額は1本1000万円以上
- 購入手数料はなく、信託報酬2%+成功報酬20%の商品が多い
- 私募ファンド以外に公募ファンドの運用も行っている
この記事ではベイビューアセットマネジメントで扱っている私募ファンドの、利回りなどの評価についてお伝えしました。
最低投資額が1000万円で、主要顧客は機関投資家かかなりの富裕層なので、最低でも余剰金が3000万円以上あるときに候補にあがってくるかな?といったところです。
ファンドごとに期待できる利回りや手数料が違ったりするので、そのあたりは慎重に吟味することをお勧めします。
また最近は国内にも、もう少し少額から個人投資家が投資できるような資産運用会社も出てきています。
なのでまとまった金額の運用を考えていて、パフォーマンスの高い運用を求めるのであれば、他のヘッジファンドに投資するという選択肢もあります。
ぜひ他の記事も参考にしてみてくださいね。
その他にも私が良さそうだと思い調査したヘッジファンドは日本に22社あるのですが、その中でも特におすすめできると判断したヘッジファンドを以下よりランキング形式で紹介しています。(※もちろん私も出資をしているものです)