BMキャピタルへの投資に興味があるが、利回りなどの運用実績や手数料が気になる…
BMキャピタルでの資産運用を検討しているので、口コミや評判が知りたい…
現在このようなことでお悩みではないでしょうか?
管理人は日本国内のヘッジファンド投資を検討しているときにBMキャピタルに関する情報を調べていて、面談をした知人の話も聞きました。
この記事では、気になるBMキャピタルの運用成績・手数料・最低投資額などの話や、管理人がファンドを選ぶときにチェックしている6つのポイントも踏まえてBMキャピタルへの投資について評価していきますね!
内容も変更になることは多々あるので、最新の情報は面談で入手する必要はありますが、ベースは変わらないと思うので参考になれば幸いです。
その他にも私が良さそうだと思い調査したヘッジファンドは日本に22社あるのですが、その中でも特におすすめできると判断したヘッジファンドを以下よりランキング形式で紹介しています。(※もちろん私も出資をしているものです)
目次
BMキャピタル(BM Capital)に投資するべき?管理人の総合評価は?
項目 | 点数 |
---|---|
収益性 |
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安定性 |
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将来性 |
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透明性 |
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流動性 |
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信頼性 |
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BMキャピタルへの投資の具体的な魅力や、逆にイマイチだと感じる点を下にまとめますね。
BMキャピタルへの投資のココが魅力!
BMキャピタルへの投資の魅力的なところは、安定した運用成績があることです。
2013年の運用開始から2019年まで、年間を通して見たときにマイナス運用になったことがなく、年利10%ほどの利回りの運用実績があるのが強みになります。
BMキャピタルはいわゆるバリュー株投資を得意としていて、日本国内の株式がメインの投資対象となっています。
ちなみに2020年1月時点では、EDINETで「BMキャピタル」を検索しても、大量保有報告書は確認できませんでした。
EDINET・・・「金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム」のこと。
有価証券報告書、有価証券届出書、大量保有報告書等の開示書類について、その提出から公衆縦覧等に至るまでの一連の手続きを電子化するために開発されたシステムのことです。
検索語句としては代表の森山さんの名前や、社名の半角・全角・カタカナ・ローマ字など試したのですが、検索結果は0件でした。
もしかするといまは5%以上の保有はしていないのかもしれません。
実際の運用レポートが手元にないので、現在の投資状況は不明な点が多いですが、以前説明を受けたときの利回りがたしかであれば安定した高利回り運用が出来ていると言えます。
BMキャピタルへの投資のココはイマイチ!
BMキャピタルへの投資でイマイチだと思うのは、手数料の高さです。
初期の契約手数料5%+税と、年間でかかる信託報酬のようなものが6%、さらに成功報酬として運用益の50%があるのでかなり高いです。
※厳密には・・・信託報酬という言い方ではなく、四半期ごとに「期首純資産×0.50%×3」もしくは「期首純資産×0.50%×3+(事業純収益-繰越欠損金)×50%」のいずれか大きい値がかかってきます…わかりづらいですね笑
つまり年間6%以上の手数料がかかってきます。
そういった手数料を差し引いたとしても高いリターンを狙ってはいるようですが、これだけ手数料がかかると出資者の資産は増えづらい印象はあります。
ここで比較のために、一般的な投資信託だと高いものでも購入時の手数料が3%で信託報酬が2%だということはお伝えしておきます。
1000万円を投資した場合:
まず契約手数料が5%+税なので消費税10%で計算すると55万円かかります。
さらに出資額の6%が年間でかかるとすると60万円かかってきます。
仮に運用がうまくいって年利10%でまわったとしても、1年目が終わった段階ではマイナスですね。
もちろん安定して年利30%ほどを出しているのであれば、手数料を加味しても良好な結果だと言えます。
それでも成功報酬50%だと実質年利が15%になって、そこから信託報酬6%をひくと実質年利は9%になりますが…
とはいえ、契約手数料は最初だけなので、数年~数十年の長期的にみたら薄まってきます。
BMキャピタルはヘッジファンドと同等の区分になるので、成功報酬が多いのは全然問題ありませんが、契約時や運用中の管理費用が気になります。
運用がうまくいっているときはいいですが、もしマイナスになったときの管理費6%はかなり大きいですし、それを取り返すのも大変になってきます。
上記以外でも私が良さそうだと思い調査したヘッジファンドは日本に22社あるのですが、その中でも特におすすめできると判断したヘッジファンドを以下よりランキング形式で紹介しています。(※もちろん私も出資をしているものです)
BMキャピタルってどんなファンド?最低投資額や利回りなどを一覧でチェック!
会社概要 | |
---|---|
会社名: | ビーエムキャピタル合同会社 BM CAPITAL LLC |
本社所在地: | 東京都港区六本木7-18-1 |
代表: | 森山武利 |
設立: | 2013年 |
運用資産残高: | 約20億円 |
出資者数: | 約1000名 |
最低投資額: | 1000万円(相談可) |
利回り: | 年利7~30% |
手数料: | 契約時に出資額の5%+税、 四半期ごと期首純資産×1.5%、 利益が出ていれば利益の50% |
連絡手段: | メール、電話、面談 |
公式サイト: | https://bmcapital.jp/ |
BMキャピタルの代表は森山さんですが、ファンドマネージャーは別の方になります。
そのファンドマネージャーはドバイ籍のヘッジファンドであるブラッククローバー(Black Clover)のファンドマネージャーでもあります。
そしてさらにPE(プライベート・エクイティ)ファンドであるトータスパートナーズ(Tortoise Partners)のファンドマネージャーも兼任されています。
このことはあまりネットでは情報が出てこないですが、面談のときに聞いた情報になります。
また、最低投資額についてですが、一応1000万円以上となっています。
ただ今後も増やすという前提であれば数百万円規模でも受け付けてくれるそうなので、そのあたりは相談することは可能です。
管理人が投資するとき必ずチェックするファンド評価ポイント6つ!
- 利回りや配当の過去実績はどうか?
- ファンドマネージャーは見えるか?
- 顧客の数はどれくらいか?
- オフィスが実在するか?
- 社員が実在するか?
- 運用手法はなにか?
大切なお金の投資なので、利回りも気になるしそもそも詐欺じゃないかも気になりますよね。
金額が大きくなるほど、投資を始める前段階でしっかりと見極める必要があります。
管理人は6つのポイントをチェックして、資産運用先として大丈夫かどうかの判断をしていますので、参考にしてみてください。
では、具体的にBMキャピタルの方と面談していただいてチェックしてきた結果をお伝えしますね!
ポイント①:利回りや配当の過去実績はどうか?
BMキャピタルの利回りは年によって差がありますが、平均すると年利10%強のようです。
聞いた話だと過去年利30%ほどのときもありましたが、手数料控除後は10%ほどになると思われます。
月によってはマイナスになることもありますが、年間を通しては毎年プラス運用になっています。
BMキャピタルは国内上場株を投資対象にしていますが、比較的長期間保有して株価が上がることを目標にしているので、あまり短期間での運用益というのは期待するべきではありません。
ポイント②:ファンドマネージャーは見えるか?
次のチェックポイントはファンドマネージャーが見えるかどうかです。
ヘッジファンドマネージャーというのは非常に重要で、その手腕がファンドの運用成績に大きく影響します。
BMキャピタルは公式ホームページを見ても代表やファンドマネージャーは公開されていません。
面談だと聞けるとのことで、知人に教えてもらいました。
公にされてないのでここでは名前は控えますが、東京大学を卒業されている方で歳も近いようです。
学部が違うので大学時代は関わりがなかったですが、同世代の活躍は素直に嬉しく思います!
森山さんが仰るには、トレードに関してものすごい天才的な方らしいです。
特にバリュー株投資の場合は、適性株価の算出が命になってきますが、その分析力がすさまじいとのことです。
ウォーレン・バフェットといえばバークシャー・ハサウェイの代表で、投資の神様として世界的に有名ですね!
ポイント③:顧客の数はどれくらいか?
次のポイントは、顧客の数がどれくらいいるかです。
多ければ絶対に大丈夫というわけではないのですが、顧客が多いほうが詐欺である確率は下がっていきます。
BMキャピタルは面談でも顧客の数は教えてもらえないようです。
残念ながら人数は聞けませんでしたが、全体の運用規模は聞くことができて、BMキャピタルとブラッククローバーでだいたい200億円ほどとおっしゃっていました。
ただ、トータスパートナーズの面談ではブラッククローバーの規模が50億円ほどとうかがったので、結局のところは実際に投資してレポートをもらわないとわからなさそうです。
感覚としては500人~2000人くらいなのかなと予想しています。
ポイント④:オフィスが実在するか?
4つ目のポイントは、オフィスが実在するかどうかを確認することです。
BMキャピタルの住所は公式サイトの情報によると「東京都港区六本木7-18-1」です。
ここは六本木セブンという賃貸マンションになります。
また、国税庁に登録されている情報によると、現在は「ビーエムキャピタル合同会社」と「ビーエムキャピタルインベストメント合同会社」が存在して、両方とも東京都港区六本木7丁目18番1-702号に登記されています。

会社に面談スペースはないようで、面談はカフェのようです。
本社はマンションの1室にあることになりますが、代表の森山さんはじめ、みなさん飛び回っていて会社にいることはほとんどないようです。
オフィスに関しては実際に確認はできなかったのと、過去転々としているところが若干不安にはなりますね。
ポイント⑤:社員が実在するか?
次にチェックするのは、社員がその会社に在籍しているかどうかです。
会社そのものがまっとうであっても、実際に話している営業担当が社員を装っているケースもあります。
BMキャピタルは公式サイトに電話番号が公開されていて、そこにかけると代表の森山さんの携帯に転送されました。
森山さんは大ベテランですが、その他のメンバーはほとんどが30代だそうです。
ちなみに社員は15名ほどいるようで、商社、金融、コンサル経験者で構成されているそうです。
BMキャピタルはオフィス見学ができず、ほかの社員の顔を確認できないので、ここも少し不安になる点ではあります。
ただし、森山さんが実在していることはたしかです。
ポイント⑥:運用手法はなにか?
そして最後のチェックポイントは、どんな運用手法で投資しているかです。
完璧に理解しようと思うと金融知識が必要になってきますが、どうなったら儲かって、どうなったら損失が出るか概要を把握しておくと良いと思います。
BMキャピタルもブラッククローバーも同様に、日本株式のバリュー投資をメインとしています。
とりわけ中小企業をカバーしていて、まず独自のロジックで数千社の会社をスクリーニングして、いくつか残った候補先の中から財務状況などを詳細に分析して投資しているようです。
BMキャピタルの保有銘柄は、下記2銘柄は確認しました。

さらにこの2つに関しては、ブラッククローバーの公式サイトのディスクロージャーのところで、ブラッククローバーも大量保有している銘柄だとわかります。
実際の運用状況は、BMキャピタルに出資をして四半期ごとのレポートをもらわないとわからないですが、一応外側から投資先の一部の確認を行うことはできますね。
また、バリュー投資以外にもイベント・ドリブン投資を行うこともあるそうです。
■イベント・ドリブン投資
企業の経営に重大な影響を与えるM&A(合併・買収)や業務提携をはじめとした、重要な出来事(イベント)が発生した際に生じうる株価の変動を、収益機会と捉えて投資する手法のこと。ヘッジファンドが活用する投資戦略として知られる。
主なイベント・ドリブン戦略としては「M&Aアービトラージ戦略」や「ディストレスト戦略」などがある。
M&Aアービトラージ戦略はM&Aで買収企業が提示した価格(買取価格)と市場価格の乖離に着目し、割高な方を売り割安な方を買う投資手法。
ディストレスト戦略は経営破綻や経営不振で割安な価格となっている企業の株式や債券を安く買い、その後価格が回復した時に利益を得る投資手法。
ファンドマネージャーの力量がかなり問われる投資スタイルですが、BMキャピタルはそこに実績と自信を持っています。
そのあたりを把握しておくだけで、何かしら相場に影響があるニュースが出たときに自分自身が安心することも出来ます。
以上、6つのチェックポイントの観点からBMキャピタルを見てみました。
ファンドマネージャーの企業価値の分析能力によるところがかなり大きく、過去実績からは今後もよほど失敗することはないのかなと思っています。
ただ、ブラッククローバー・BMキャピタル・トータスパートナーズに共通して言えることですが、そもそもの手数料設定で契約時5%と、出資額に対して年6%ほどの手数料がかかってしまうのが結構高いですね。
最低投資額が1000万円からなので、余剰資金が3000万円以上あって、数年間は使う見込みがないのであれば、分散投資先の候補として面談を受けて検討しても良いかもしれません。
上記以外でも私が良さそうだと思い調査したヘッジファンドは日本に22社あるのですが、その中でも特におすすめできると判断したヘッジファンドを以下よりランキング形式で紹介しています。(※もちろん私も出資をしているものです)
BMキャピタルのネット上での評判や口コミは?
BMキャピタルって言う投資会社を紹介されたんだけど、何か知っている人います?
運用パフォーマンスは良いみたいだけど、正直言ってバーナード・マドフ事件に似たものを感じるんだけど。— よしと (@Yoshito_1205) November 30, 2019
ヘッジファンドへ預けての運用ってどうなんやろ? 国内ではBMキャピタルがやたら持ち上げられてる上に運用成績も抜群・・・ローリスクハイリターンなんてあるのだろうか?W
— FLiP@わんこ♡お小遣いで超富裕層を目指す♪ (@FLiPakO5) October 7, 2019
東大出身のみなさん…BMキャピタルはまじなの?誰か知り合いいないかな笑
まぁ1000万なんてすぐ出せないんだけども…— つん(たん) (@tsunyj) September 8, 2019
BMキャピタルの住所これ普通の賃貸マンションじゃないか。。個人のファンドなん? pic.twitter.com/O2pWCtxR0j
— 港区あかちゃん (@u8hL0yqxihDYU61) January 21, 2019
基準を与えるようなこういう記事は本当に良くない。
こうやって視野を狭めさせ、利率だけで詐欺と判断させることが間違ってる。日本にも年利10%を超えるヘッジファンド(bmキャピタル)とかあるし、海外のヘッジファンドでも優秀なものはたくさんある。
ただ一口の1,000万など高いのが実情。#FX pic.twitter.com/cAlg39TOwU— dai@堅実投資でコツコツ (@fpda6529) July 1, 2019
BMキャピタルに関するネット上の口コミは、懐疑的なものは多いですね!
ただ、こういった口コミを書いている方の多くは実際には出資をしていないことが多いので、最終的には自分自身で判断するしかありません。
BMキャピタルに限りませんが、私募ファンドの場合は一般的には開示されいる情報が少ないですし、仕方ないのかなと思います。
これも憶測にはなりますが、数百人以上が投資をしていて、大損していたり詐欺被害にあっていたら、おそらくもっと具体的な口コミが書かれるのではないかと思います。
ポンジ・スキームを疑うような口コミは多々ありますが、やはり憶測に過ぎない書込は多いですね。
なので投資することに興味があれば、実際に面談してみることをおすすめします。
BMキャピタルへの投資方法(契約方法)と解約方法は?
BMキャピタルへの投資方法は、出資して合同会社の社員持分を取得するスキームになります。
投資家がBMキャピタルに出資することによって、BMキャピタルの有価証券投資事業で得た収益を、出資額に応じて配当してもらうという流れです。
配当は四半期ごとの決算で金額が決まり、払い戻しを行わなければ手数料が引かれたのち再投資されていきます。
BMキャピタルへの出資について
出資は年4回の締日があって、3月、6月、9月、12月末です。
それぞれの末日までに出資すると、それぞれ翌4月、7月、10月、1月から運用を開始してくれます。
BMキャピタル名義の口座に入金する形になります。
そして出資するときには、社員持分の発行手数料として出資額の5%+消費税を支払う必要があります。
たとえば2020年1月に1000万円を出資する場合、3月末までの入金分となり運用開始は2020年4月からになります。
そして1000万円の5%の50万円と、その税の10%の5万円、合わせて55万円を発行手数料として支払う必要があります。
ちなみに手数料は、出資額の中から差し引きしてもらうことも、別途支払うことも可能です。
前者だと運用残高は945万円からスタート、後者だと1000万円からスタートになります。
BMキャピタルへの出資の解約について
決算期が3月、6月、9月、12月末なので、それぞれの期限の60日前までに申請する必要があります。
ただ金額が大口の場合には、現金化まで時間を要する場合があるので気をつけましょう。
億単位といった大きな金額になると、ちょうどいいタイミングで買い手が見つからないこともあるので注意しましょう。
解約に関してはペナルティはなく、手数料も発生しません。
解約手数料がないのはありがたいですが、数ヶ月や1年ほどで解約すると契約手数料5%を回収しきれないことが予想されます。
なのでBMキャピタルへの投資を検討する場合は、余剰金にかなり余裕を持っている状態であることをおすすめします。
BMキャピタルへの投資で運用益が出たときの税金は?
運用益が出た場合には、当然ながら税金をおさめる必要があります。
BMキャピタルへの出資は、個人と法人のどちらも可能ですが、法人の場合は法人税計算の解釈がいろいろあるので、会計士や税理士の先生に相談したほうが良いですね!
個人の場合は、配当を受けるときに20.315%の税率で所得税及び復興特別所得税が源泉徴収されます。
ただ現金化せずに含み益の場合には、出資額以上の払い戻しを受けるまでは申告や納税は必要ありません。
払い戻しをしなければ、含み益分も複利で運用してくれます。
こちらの税金に関する内容は面談で聞いた話ですが、ほかのブログ記事を見るとBMキャピタルの配当は雑所得収入にあたり、総合課税が適用されるという書き込みもありました。
ちなみに総合課税になると、その他の収入との合算で課税対象となる所得金額が決まり、住民税10%に加え、下記テーブルのような税率で所得税が課税されます。
課税される所得金額 | 所得税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 |
10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 |
20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 |
23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 |
33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え 4,000万円以下 |
40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
税制度は変更になることもあるので、税務署や国税庁に確認して正しく納税するようにお願い致します!
BMキャピタルについての補足
BMキャピタルのファンドマネージャーは下記記事にもまとめたようにトータスパートナーズのファンドマネージャーでもあります。

同じ方が実質的にファンドマネージャーを務めるファンドをまとめると、管理人が把握している限り以下のようになります。
ファンド | 投資対象 | 所在地 |
---|---|---|
BMキャピタル (BM Capital) |
国内上場株式 | 日本 |
ブラッククローバー (Black Clover) |
国内上場株式 | ドバイ |
トータスパートナーズ (Tortoise Partners) |
国内未上場株式 | 日本 |
また、BMキャピタル代表の森山さんも、トータスパートナーズ代表の島田さんも、ブラッククローバーの社員でもあり出資もされているようです。
トータスパートナーズのみPEファンドの位置付けで、未上場の企業を買収して企業経営そのものを行い、価値を上げて売却するという手法になっています。
投資家にも選択肢はあって、それぞれどのファンドに出資するかを選ぶことが可能です。
また、ブラッククローバーはドバイに所在地をおいていますが、ドバイがあるUAE(アラブ首長国連邦)はタックスヘイブンで有名です。
もしかすると聞き慣れないかもしれませんが、タックスヘイブンは「租税回避地」とも呼ばれている国や地域のことです。
タックスヘイブンでは課税が他の地域と比べ著しく軽減・あるいは完全に免除されていて、ドバイの場合は法人税が0%です。
ファンドが運用して利益がでたときに税金がかからない恩恵は、投資家にもダイレクトに影響してくるのは容易に想像できますよね!
BMキャピタル(BM Capital)への投資についてのまとめ
- BMキャピタルは合同会社スキームの私募ファンドで、日本株式のバリュー投資を得意としている
- ファンドマネージャーは優秀な若手で、ブラッククローバーでの実績もある
- BMキャピタルの利回りは年利7~30%ほどで安定している
- 最低投資額は1000万円で、4半期ごとに決算がある
- 手数料が、契約時に出資額の5%+税、四半期ごと期首純資産×1.5%(年間6%)、利益が出ていれば利益の50%とかなり高め
今回は国内ヘッジファンドとしておすすめされていることも多い、BMキャピタルへの投資についてまとめました。
BMキャピタルのファンドマネージャーは、東大卒でバークレイズでの就労経験もある方が務めていて、日本株式のバリュー投資を得意としています。
管理人は他の投資候補と悩んだ結果、BMキャピタルには出資しませんでした。
もし余剰金として3000万円以上お持ちなのであれば、分散投資先の1つとして検討してみてもよいかもしれません。
資産運用先を考えるときに、この記事が参考になれば幸いです!
上記以外でも私が良さそうだと思い調査したヘッジファンドは日本に22社あるのですが、その中でも特におすすめできると判断したヘッジファンドを以下よりランキング形式で紹介しています。(※もちろん私も出資をしているものです)