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ヘッジファンド投資で失敗した代表的事例3つ!成功する人の特徴も紹介!

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ヘッジファンドへの投資に興味があるけど、失敗したくない…

ヘッジファンド投資での失敗にはどんなパターンがあるのか知りたい…

ヘッジファンドの失敗事例が知りたいけど、なかなか人に聞きづらい…

もしいまこのようなことでお困りなら、これからお伝えすることが参考になるかもしれません!

ヘッジファンドへの投資は、特に欧米の富裕層を中心に一般的で魅力的ですけど失敗したくないですよね。

ネットで調べるにしても、情報がかなり限られてしまっていて正しい情報を取得するのが難しいと思います。

良いニュースとしては日本でも優秀なヘッジファンドは増えつつありますし、投資のハードルも下がりつつあります。

その半面、ヘッジファンドの名前を騙った詐欺や、ヘッジファンド投資への理解がないために資産を減らしてしまうということも起こっています。

今回の記事では、ヘッジファンド投資で失敗しがちな3パターンの紹介と、成功しやすい人がもっている2つの特徴をお伝えしていきますね!

ヘッジファンド投資の失敗事例を3パターン紹介!

さっそく本題に入っていこうと思います!

ヘッジファンドの失敗、それはつまり大切な資産を減らしてしまうことです。

もちろん投資なのでかならず勝つということはないのですが、失敗事例を知っておくことで避けられることもあるので共有しますね。

失敗事例①:ヘッジファンドへの投資案件が詐欺で失敗するパターン!

日本は先進国の中でも投資に対するリテラシーが低く、残念ながら投資詐欺案件が横行しています。

とくに身近な友人から紹介されると安心してしまってついつい詐欺にあってしまうという話を聞きますね。

詐欺被害に合わないために知っておくべきなのが「ポンジスキーム」と呼ばれる詐欺の仕組みと、ポンジスキームを利用する場合によくある手口を紹介しますね。

投資詐欺の90%以上がポンジスキームだと言われるくらい、単純なのですが誰しもが引っかかってしまう可能性のある仕組みです。

そもそもポンジスキームとは?

ポンジスキームを簡単にいうと「運用実態がなく、投資家から募ったお金を配当していき、それができなくなったりしたタイミングで集めたお金とともに逃げる」というものです。

1920年頃に実際にいた稀代の詐欺師であるチャールズ・ポンジ(Charles Ponzi)の名前が由来です。

投資とポンジスキームの違いを図にすると下のようなイメージです。

投資 ポンジスキーム

投資が運用益を配当しているのに対して、ポンジスキームは集めたお金をそのまま配当にあてています。

これで成り立つのが不思議ですよね?

わかりやすいように、ポンジスキームについてもう少し具体的に例を挙げて見ますね。

ポンジスキームの具体例

「αヘッジファンドに投資すれば月利3%で毎月配当金を受け取れます。1口100万円から出資できます。1年間は引き出せませんが、元本保証されます。」

という案件があるとします。この案件に毎月10人が100万円ずつ出資していくとします。

そのときの出資者数・出資額・配当金・詐欺師に残っているお金を表にまとめてみます。

出資者数 出資額 配当金 詐欺師に残るお金
1ヶ月目 10 1,000 30 970
2ヶ月目 10 1,000 60 940
3ヶ月目 10 1,000 90 910
4ヶ月目 10 1,000 120 880
5ヶ月目 10 1,000 150 850
6ヶ月目 10 1,000 180 820
7ヶ月目 10 1,000 210 790
8ヶ月目 10 1,000 240 760
9ヶ月目 10 1,000 270 730
10ヶ月目 10 1,000 300 700
11ヶ月目 10 1,000 330 670
12ヶ月目 10 1,000 360 640
年間 120 12,000 2,340 9,660

出資金はまったく運用していないにも関わらず、配当金と称して毎月3%ずつ還元して1年続いてしまいます。

そして驚愕なのが、詐欺師の手元には1億円近くのお金があることになります。何かと理由をつけて全額もしくは一部を持ってトンズラすることでまんまと儲けるのが典型的なポンジスキームです。

ちなみにこれ、αヘッジファンドがそのまま継続する場合、序盤から入れていた人は1年たった時点で引き出し対応してくれた場合は儲かってしまうので、詐欺だと気付きにくいのです…!

むしろ儲かったよと言って友人知人に薦めてしまうことがあるという…

ポンジスキームの例をあげましたが、このような案件は実際に起こっていて、つい最近日本でもテキシアジャパンを巡る事件が発生して関係者が詐欺容疑で逮捕されていました。

まさに例にあげたような条件の案件だったのですが、なんと1.3万人から約460億円もの出資額を集めていたのです!

また、世界で最大のポンジスキームを使った事件はバーナード・マドフ事件とよばれ、25年にもわたる期間継続して被害総額は約6兆円と言われています。

被害者も映画監督のスピルバーグなどの著名人や、日本の野村證券などの企業なんです…ポンジスキームおそるべし。

ポンジスキーム案件でよくある「メリット」だと言われるもの

ポンジスキームは新規の出資を集めることができれば破綻しづらいので、魅力的な条件を提示することが多いです。

ポンジスキームをつかった投資詐欺案件でよくきく「メリット」を紹介しますね!

  1. 毎月の配当を確約
  2. 元本保証されている
  3. 紹介したら紹介料が受け取れる

これらの条件が揃っているような案件は、詐欺ですよって認めているようなものです!

でも実際に詳細を聞くと、ちゃんとしているように感じてしまうから不思議ですよね…

内容そのものは明らかに詐欺なのに被害者の声をあとから聞くと「担当の方がすごく丁寧に説明してくれて良い人だったのでつい出資してしまった」というのはあるあるです。

投資に限らず、詐欺師なんて「いい人」に決まってますからね笑

少し上にあげた3つの項目を補足しておきます。

まず投資に絶対はなくてマイナスが出る可能性があるのに、毎月の配当を確約してる時点で疑うべきです。マイナスになったのに配当なんて出してしまったら、それを取り返すためにさらにリスクの高い勝負をする必要がありますよね。

次に元本保証ですが、もしそうならみんなやりますよね。高利回りなのに元本保証されているようなものは怪しいです。

紹介料があるものも警戒したほうがいいです。金額にもよりますが。

その中でも特に、紹介者の運用益の一部を受け取り続けることができる・紹介して契約になったら契約額の10%受け取れるといったような、明らかに紹介料が高く設定されている案件はポンジスキームの可能性が高いです。

パパ本田
パパ本田
ヘッジファンドへの投資案件はこのポンジスキームであることが本当に多いです。
仮想通貨関連だと結構あって、月利10%だとか日利1%だとか…自分のところに回ってくる頃には、ポンジスキームの終盤だと思ったほうがいいですね。
世の中のヘッジファンドの中には、たしかに年利160%を叩き出したりするところもあります。
でも、少なくとも投資手法もよくわからない、オフィスもバーチャル、みたいな投資案件には大切なお金を投資しないようにしましょうね!

失敗事例②:ヘッジファンドが損失をだして失敗するパターン!

2つ目の失敗事例は、ヘッジファンドが損失をだして失敗するというパターンです。

ポンジスキームとは違い、しっかり運用をしていても(運用をしているからこそ)運用成績がマイナスとなってしまうことももちろんあります。

世界的に有名なヘッジファンドの運用失敗事例として挙げられるのは、LTCM(ロングタームキャピタルマネジメント)の破綻ではないでしょうか?

LTCMは1994年に設立されたヘッジファンドで、元ソロモン・ブラザーズのジョン・メリウェザーを中心に運用チームはノーベル経済学賞受賞者を集めたようなドリームチームでした…なんかすごそうですよね笑

詳細を書くと本になっちゃうレベルなので割愛しますけど、1998年までの4年間の利回りは年平均40%で、初期から投資していた人の資産は4倍にもなりました!

ファンド全体の運用資産も1000億ドルを超えるところまでの規模になっていましたが、アジア通貨危機とロシア財政危機の影響で破綻まで追い込まれてしまったのです…

ここまでの規模でなくとも、例えば2012年に発足したトゥールビヨン・キャピタル・パートナーズの旗艦ファンドは最初3年は好調でしたがその後は期待値を下回って、2018年に当時の運用資産の10億ドルあまりを投資家に返還して解散しています。

このファンドは年平均12%をこえる利回りを出していましたが、2018年は単年でみるとマイナス3%ほどだったので、後発で投資した人は結果的には損を出していたようです。

こういった例のように、結果を出し続けるのは難しいですし、同じヘッジファンドで運用するにしても投資するタイミングによって成功もあれば失敗もあります。

パパ本田
パパ本田
ヘッジファンドが損失を出してしまうのは仕方ないことでもありますよね。
マイナスが出てしまったときには、なぜそうなったのか・それを踏まえて今後どうするのか、をしっかり説明してくれるようなヘッジファンドであれば、信頼してしばらく預けるといいと思います。

失敗事例③:使う予定のあるお金を投資してしまって失敗するパターン!

そして3つ目の失敗パターンは、使う可能性のある部分のお金を投資してしまうパターンです。

退職金などまとまったお金が入ったタイミングで見極めが出来ず、ヘッジファンドの中でも最低出資額の敷居の高いものに入れてしまうときに陥りやすいです。

ヘッジファンドに限らずファンドラップや一括払込の保険でもやりがちなので気をつけましょう。やむなく解約するときに手数料で負ける可能性がとても高いです…

まさか自分に起こらないと思っていてもおこるのが不測の事態です。

親の入院介護費用、住まいに係る費用、子どもの突然の病など…なので投資はあくまでも余剰資金でやることが大切です!

退職金が1200万円もらえたところ、1000万円のヘッジファンドに投資するというのはあまりおすすめできません。

また実際にヘッジファンドを選ぶときも、出資単位が小さいものや、資金の出し入れに柔軟性があるものを選ぶということも意識すると、失敗する確率が大きく下がりますね。

パパ本田
パパ本田
ここのポイントは、余剰資金で資産運用を行うということです。
売買のタイミングで手数料がかからずに月単位で引き出しも可能であればまだ大丈夫です。
ただ、契約時に3%とか5%の契約手数料がかかったり、1年のしばりがあったりするところに無理して投資してしまうと、いざというときに手数料負けします。
これは知り合いでもやられている話を聞くので、気をつけてくださいね!

ヘッジファンド投資で失敗しない人の2つの特徴は!

ヘッジファンドへ投資するからには、もちろん失敗はしたくないですよね!

成功している人たちには、共通する大きな2つの特徴があることがわかりました。

いまからでも意識することで成功確率を高められるようなことなので、参考にしてみてくださいね。

失敗しない人の特徴①:ルールを決めて、それを守っている

ルール

投資するにあたって、ルールを決めることはとても大切です。

感情で資産運用をしてしまうと、あとから振り返るとなんでこんな行動をしてしまったんだろう…と思う場面が出てきます。

これは誰しも当てはまって、プロスペクト理論という感情に関する理論で説明できます。

プロスペクト理論を簡単にいうと、人は利益に対する喜びよりも損失に対する悲しみのほうが強く感じる!というものです。

感情はそういうものなので、あらかじめルールを決めてそれを守っている人は失敗しづらいです。

例えばヘッジファンドへの投資だったら「3年後までに目標資産までいったら元本は引き出す」というルールです。もしくは「配当は元本を回収するまでは3ヶ月毎に50万円引き出す」と決めるのもいいですね。

最初からルールをうまく設定するのが難しい場合は「とにかく5年間は持ち続ける。ただし単年でマイナス10%の年があったら解約する」といったくらいで設定してみましょう!

失敗しない人の特徴②:ポートフォリオがバランスよく組めている

ポートフォリオ

ポートフォリオは金融資産の組み合わせのことです。厳密にいうとアセットアロケーションがあってのポートフォリオですけど、あまり細かくいってもわかりづらいのでポートフォリオという表現でまとめますね。

投資のかなり有名な格言で「卵は一つのカゴに盛るな」という教えがあります。

ご存知かもしれませんが補足すると、すべての卵を一つのカゴに入れていてそれを落としてしまうとすべて割れてしまいますが、複数のカゴにわけていれば一つはダメになってもほかは影響を受けないということです。

つまりひとつの銘柄(投資先)にすべての資産を集中させるのではなく、分散投資しましょうということですね。ちなみに貯金だけというのも一つの投資先に集中している状態なので、よくありません。

もちろん資産がない状態からお金持ちになる場合には、ときには冒険も必要なので一つのカゴに大きく張るタイミングもあるかもしれません。

でもいまある資産をコツコツと増やしていく場合は、投資先を分散することで成功確率を高めることができますし、うまくいっている人はバランスよくポートフォリオを組めていますね。

ヘッジファンド投資の失敗のまとめ

読む前の疑問や悩みを解決する手助けになりましたか?

この記事ではヘッジファンド投資の3つの失敗パターンと失敗しない人の2つの特徴をお伝えしました。

成功事例も大切ですが、失敗事例を理解しておくと役立つ場面が出てくると思います。

あとは実際に資産運用をするとなると、失敗しないヘッジファンドの選び方や、具体的なおすすめのヘッジファンドが気になるかと思います。

それはまた別の記事でまとめていますので、興味があれば下記リンク先の記事を参考にしてみてくださいね。

【2019年最新】ヘッジファンドの失敗しない選び方&ランキング5選!