ヘッジファンドなら年利10%以上の利回りでの資産運用が可能!
ビジネス雑誌や金融系の記事でヘッジファンドの利回りが高いというのは目にしますよね。
欧米では富裕層を中心に一般的な投資先のヘッジファンドは、日本でも少しずつ知名度が上がってきています。
しかしまだまだ情報が少ないですし、利回りについても実際にどれくらいなのか気になりますよね!
そしてできるなら利回りの高いヘッジファンドへの投資もしたいと思うはずです。
まだまだ馴染みがうすくてハードルが高く感じるヘッジファンドですが、最近は実は日本国内でも増えてきています。
管理人は実際に日本国内の有力なヘッジファンド22社にアプローチし、電話や面談して良いと思ったところに投資もしてきました。
この記事では世界の利回りの高いヘッジファンドやファンド選びに失敗しないコツ、日本でも投資できるヘッジファンドを紹介していきますので参考にしてみてください。
目次
これが世界指折りの利回りの高いヘッジファンド!
順位 | ファンド名 | 年利 | 戦略 |
---|---|---|---|
1位 | Odey European (オデイ ヨーロピアン) |
53% | マクロ |
2位 | Northlander Commodity (ノースランダー コモディティ) |
52.7% | エネルギー |
3位 | Crescat Global Macro (クレスキャット グローバル マクロ) |
40.5% | マクロ |
4位 | QQQ Capital (QQQキャピタル) |
39.4% | ロング・ショート |
5位 | Alta Park (アルタ パーク) |
34.8% | ロング・ショート |
まずは気になる世界の利回りが高いヘッジファンドです!
上の表はブルームバーグという世界的に有名な金融メディアの記事で発表された、2018年の1年間で利回りが高いファンドランキングです。
ヘッジファンドの中には複数のファンドを運用しているケースもあるので、ファンドごとに順位付けがされています。
ちなみにQQQキャピタルは4月2日に運用を開始しているのでそこからのレコードです。
もし1位のファンドに投資していれば、100万円なら1年で153万円に、1000万円なら1年で1530万円になっているということです…すごいことですよね!
こういった具合に、ヘッジファンドを世界規模で見てみると、1年間で資産を1.5倍に増やしてくれるようなところもあるわけです。
ただしこういったファンドでの資産運用を行うには、結構ハードルも高いんです…主に2つのハードルがありますのでお伝えしますね。
- 1口100万ドル(1億円)規模の最低出資額が必要になる…
- やり取りを英語でしなければならない…
それぞれのハードルについて見ていきましょう。
ヘッジファンドのハードル①:1口100万ドル(1億円)規模の最低出資額が必要になる…
まず大きなハードルが、最低出資額が大きいことです。
海外である程度有名なヘッジファンドの顧客は個人の投資家よりも、年金基金や保険会社などの機関投資家が多くなっています。
個人から細かくお金を預かって運用するよりも、まとまったお金を少数から中長期的に預かって運用するほうが効率的なのでそういったヘッジファンドが多いんです。
なので最低出資額の金額が高く、1口100万ドル規模のファンドが多くなっています。
上で紹介した中には1口10万ドル規模のファンドもありますが、それでも日本円にすると1000万円を超える金額になってくるので、基本的には現金資産が3000万円以上はあるような方が対象になってきます。
なので海外のヘッジファンドで運用をお願いしようと思うと、まず最低出資額のハードルがあります!
ヘッジファンドのハードル②:やり取りを英語でしなければならない…
そしてこれは人にもよりますが、やり取りを英語でしなければいけないというハードルがあります。
英語ができる場合でも、金銭のやりとりに関する内容を書面で交わしたり、口座開設して送金するといったことも必要なため、行政書士にお願いしたりする必要もあります。
そうなるとヘッジファンドへの投資のお金以外に経費が発生してきます。
話を英語に戻すと、すべてのやりとりが英語になるので、順調なときはいいですがなにか問題が起こったときに心理的に不安になりますよね…
いまあげた2つのハードルがあって、海外のヘッジファンドはちょっと手が出しづらい印象をもたれると思います。
でも安心してください。日本国内にもここ数年で少しずつヘッジファンドは増えてきていて、世界のヘッジファンドにも引けを取らないところもあります。
日本にも世界に匹敵するハイパフォーマンスのヘッジファンドはある!

日本でも年利で30%~40%を出すようなヘッジファンドがあります。
そんな良いのがあるのなら、なんでみんなやってないのか疑問に思いますよね。
答えはすごくシンプルで「情報がまわってきてなくて知らない」からです。
ちなみに世界で1番大きなヘッジファンドにブリッジウォーター・アソシエイツというところがあります。
ここは約18兆円の資産運用残高がありますが、あなたのまわりの人はそのことをご存知でしょうか?…あまり知らないのではないかと思います。
それくらい海外の金融に関する情報は日本だとなかなか触れる機会がなく、そもそもお金に関する教育が遅れているんです。
それに、日本人は本当に良いものを自分にとどめてしまうという国民性もあります。そんな国民性と、いわゆる金融リテラシーの低さが相まってなかなか情報がまわってこないのが現実です。
でもお伝えしたように、実は利回りが高いヘッジファンドは日本にも存在しているんです!
ただし具体的なヘッジファンドの紹介をする前に、まず資産運用をするにあたって気をつけるべきことがあります。
投資は自己責任であることは間違いないのですが、明らかに負けるとわかっているような投資先は選びたくないですよね。
ヘッジファンドは運用をお願いしてしまえば任せっきりになるのですが、最初は手間をかけてしっかり情報を取りに行きましょう!
日本でも個人から投資可能!ヘッジファンド選びで失敗しない3つのコツ!
- 過去実績があるヘッジファンドを選ぶ
- 会社がしっかりしているヘッジファンドを選ぶ
- ファンドマネージャーがみえるヘッジファンドを選ぶ
ヘッジファンド選びで失敗しないように、上の大切な3つのコツをそれぞれ詳しくお伝えします。
これは詐欺を回避するためにもとても大切になってきます。
これから運用を始めるにしても今すでにやっているにしても、しっかり確認するようにしてくださいね。
失敗しないコツ①:過去実績があるヘッジファンドを選ぶ
最初のコツは、過去実績があるヘッジファンドを選ぶということです!
どれだけ短くても2年以上は運用している実態があるような会社を選びましょう。
間違っても「これから化粧品会社をつくってその収益を分配します」だとか「3ヶ月前に始まったファンドで、仮想通貨で運用して月利20%でる予定です」みたいな詐欺案件に投資しないように気をつけましょう。
ヘッジファンドは公募ファンドではなくて私募ファンドなので、基本的には世間一般に情報開示する必要はありません。
なのでネットで調べてもなかなか出てこないことも多いですが、もし開示していないファンドなのであれば直接面談したときに運用実績があるかどうか見せてもらいましょう。
また、とっている戦略にもよりますが、数十億から数百億円規模で運用しているファンドが利回りは高い傾向にあります。
面談もしくは電話でもいいので、運用している金額と年数とどれくらいの利回りで運用されているかは確認するようにしましょうね。
失敗しないコツ②:会社がしっかりしているヘッジファンドを選ぶ
2つ目の失敗しないためのコツは、会社がしっかりしているヘッジファンドを選ぶことです。
しっかりしているかどうかの見極めは、会社が登記している場所にちゃんとオフィスがあるかどうかと、代表電話に電話して従業員の確認ができるかどうかで判断できます。
オフィスに関しては、シンプルな確認方法だと登記している住所をGoogleマップで見てみるということです。
それがバーチャルオフィスだったり、普通のマンションの一室の場合には一気に怪しさが増します!
詐欺案件にそういう傾向があるのも確かですが、もし本当に運用しているにしても単純に顧客の情報管理が大丈夫か不安になりますよね笑
オフィスが確認できたら代表電話に電話してみましょう。
受け答えの印象で感じるものもありますし、ヘッジファンドそのものはちゃんとしていてもそこへの投資の話をしている担当者が実は所属していないという詐欺もあります。
在籍確認の意味も込めて、本社への電話はしてみることをおすすめします。
失敗しないコツ③:ファンドマネージャーがみえるヘッジファンドを選ぶ
3つ目のヘッジファンド選びのコツは、ファンドマネージャーの顔が見えるヘッジファンドを選ぶことです。
投資信託のファンドマネージャーと違って、ヘッジファンドのファンドマネージャーはパフォーマンスが命です。
ファンドマネージャーの顔が見えることはそもそもの安心感にもつながりますよね。
また顔を出すということは、成功すればその人のもとにお金は集まりますし失敗すれば資金が引き上げられてしまうので、そのファンドマネージャーの人生そのものの死活問題になります。
なのでヘッジファンドのマネージャーというのは高い利回りでのリターンに対してモチベーションがものすごく高いんです。
自分のお金を投じて運用しているヘッジファンドマネージャーがほとんどなので、これから長く付き合うのであればしっかりファンドマネージャーが見えるところにしましょう。
もちろん写真だけじゃなく、直接面談できたりメディアなどで存在が確認できる人がいいですね!
日本で利回りが高いヘッジファンドを3つ紹介!
上で紹介した、ヘッジファンド選びに失敗しないための3つのコツをおさえたところで、ヘッジファンドへの投資を検討してみてください。
これから利回りが高いおすすめのヘッジファンドを紹介しますが、自分の目でしっかり確かめてくださいね!
まずこちらが今回比較した日本国内のヘッジファンドの一覧になります。
アキトファンド
アズカル・アセットマネジメント
アリシオン・キャピタル・マネジメント
EXIA(エクシア)
エピック・パートナーズ
M&S
キャピタルアセットマネジメント
GCIアセットマネジメント
スタッツインベストメントマネジメント
ストラテジックキャピタル
TORTOISE PARTNERS(トータスパートナーズ)
ハヤテインベストメント
BMキャピタル
ビスタマックス・ファンド・アドバイザーズ
フェノウェイブインベストメンツ
プルーガキャピタル
ベイビュー・アセット・マネジメント
ヘッジファンド証券
ホリコ・キャピタル・マネジメント
ミョウジョウ・アセットマネジメント
ユナイテッド・マネジャーズ・ジャパン
レオスキャピタルワークス
(五十音順)
ここに挙げた22ファンドは、電話問い合わせをしたり面談にいったり、いろいろ情報を得る中でいくつかは実際に運用をお願いもしました。
その中で高い利回りの実績があって、今後も期待できそうなファンドを紹介しますね!
1位:EXIA(旧 エクシアジャパン)

会社名:エクシア合同会社(旧エクシアジャパン合同会社)
代表:菊地翔氏
運用手法:FX, CFD等
最低出資額:100万円以上100万円単位
創立:2015年
おすすめ度 |
![]() |
---|---|
運用成績の公開 | 毎月メール等にて通知 |
過去実績 | 2016年から運用開始 |
リスクヘッジ | EXIA Private LimitedほかGSやJPMにも分散投資 |
資金の出し入れ | 毎月対応 |
手数料 | 完全成功報酬型 |
平均利回り | 月利3%(2019年実績) |
EXIA(エクシア)の特徴
- 月利で平均3%の高利回り
- 手数料が完全成功報酬型
- 増資や出金が毎月対応可
- 4年以上の運用実績はあるがまだ日が浅い
- ファンドマネージャー兼CEOの菊地翔氏に何かあるとパフォーマンスが落ちる可能性がある
エクシア(旧エクシアジャパン)は今1番勢いがあるファンドじゃないかと個人的に思っています。
最大の魅力はなんといっても利回りで、直近1年でみても月利ベースで平均3%ほどで運用してくれています。これは成功報酬型の手数料控除後なので、とてもありがたいですね。
結果を見て増資する出資者も増えているみたいで、2020年12月には総出資額が370億円を超えたみたいです…。
月に20億~30億の出資が集まっているペースです。でもこの規模ならまだまだ今後も好成績が期待できると思っています。
最近はブランディングにも力を入れていて、六本木や表参道などに看板を出しています。
エクシアとしての運用実績は約4年ですが、出資者の評判は良いですね。
ちなみに出資者向けのレセプションパーティも東京で開催されていて、EXIAの社員はもちろん出資者同士の交流もできます。
時間があれば参加すると、なんとなく雰囲気が掴めると思います。(※現在は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催されていません)
不安要素としては菊地翔社長に何かあると怖いですが、システムトレードを中心に組んでいるようですしまだまだ伸びてくれると期待しています。
最低出資額が100万円なので、ヘッジファンドの中では比較的手が届きやすいので分散投資先としてもありがたいです。
最近EXIAの回し者なんじゃないかと思われるくらい管理人が推しているのがEXIAです笑
たまたま紹介で知って最初はおそるおそる300万円の出資ではじめたのですが、いまは一気に加速して2500万円出資しています。
ちなみに管理人の運用結果はこんな感じです。がんばれEXIA!たのむぞEXIA!
2位:レオス・キャピタルワークス(Rheos Capital Works)

会社名:レオス・キャピタルワークス株式会社
代表:藤野英人氏
運用手法:株式投資
最低出資額:1,000円以上1円単位
創立:2003年
おすすめ度 | ![]() 4.1点 |
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運用成績の公開 | 公式ページで詳細レポートまで公開 |
過去実績 | 2008年設定開始 |
リスクヘッジ | 分別管理・最大50%まで現金保有 |
資金の出し入れ | いつでも可能 |
手数料 | 年1.0584%(税込)の信託報酬 |
平均利回り | 年率9%(直近3年実績) |
レオス・キャピタルワークスの特徴
- 分別管理なので、万が一のときに資産が守られる
- 1000円から購入できるので敷居が低い
- 中長期的な分散投資先として向いている
- 預けているだけで手数料(信託報酬)が年1%ほどかかる
- TV露出で運用資産残高が増えすぎた
レオスキャピタルワークスの商品はひふみ投信として有名です。2017年にはガイアの夜明けにも取り上げられ、ひふみとともに代表の藤野氏も有名になりました。
設定時の基準価格は最大で5倍近くにもなって、4倍まで下がって少し落ち着きましたがまたじわじわと上がっています。
ひふみプラスは金融機関を通して投資信託としても購入可能なので、購入に関してのハードルはかなり低いと言えます。中長期的に分散して持っておくのはいいのではないでしょうか。
また、口座は分別管理されているので万が一レオスキャピタルワークスが破綻したときにも預けている運用資産は守られます。守られるといっても元本保証されているわけではないので、そこは勘違いしないようにしましょう。
あとデメリットというか気にしなければいけないのは、保有しているとその資産残高に対して信託報酬が年1%ほどかかるということです。長期でもつと下がっていくのですが、思ったような利回りがでないとちょっと気になってきますね。
とはいっても日本国内を中心に、専門の部隊が今後成長するであろう企業を見極めて投資を行うので、間接的にはなりますが日本経済の発展にも貢献できるのはとても良いことですね!
管理人はレオスキャピタルワークスのおかげで2015年1月から3年間で資産がおよそ2倍に増えました!
運がよかったということもありますが、しっかりと今後成長が見込まれる企業へ割安な段階から投資していけば、今後も基準価格は伸びる可能性があります。
100万円単位のまとまったお金がないときや、少額で投資を開始したい場合はおすすめです。
3位:ベイビュー・アセット・マネジメント(Bayview Asset Management)

会社名:ベイビュー・ アセット・マネジメント株式会社
代表:八木 健氏
運用手法:商品による
最低出資額:1000万円~
創立:1998年
おすすめ度 | ![]() 3.2点 |
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運用成績の公開 | 出資者のみに毎月レポート報告 |
過去実績 | 会社自体は20年以上にわたって運営 |
リスクヘッジ | 分別管理 |
資金の出し入れ | 2週間前通知で翌月の1日、15日の近い日付に払戻 |
手数料 | 信託報酬2%、成功報酬型20%(ハイウォーターマーク)、解約金0.3% |
平均利回り | 年利10%未満~20% |
ベイビュー・アセット・マネジメントの特徴
- 年利10%ほどで比較的かたく運用してくれる商品が多い
- 年金基金などの機関投資家が主要顧客なので安心感がある
- 最低出資額が1口1000万円以上なのでハードルが高い
- 個人投資家が少なく口コミなどの情報が少ない
ベイビュー・アセット・マネジメントは会社自体は創立から20年の歴史がありますし、リーマンショックも乗り越えてきているので実績に安心感があります。
ベイビューは野村などの名のしれた金融機関に属さない独立系の運用会社として投資家ファーストで運用することをモットーとしています。
商品によってリスクやリターンにばらつきはありますが、年利10%ほどを目標にしている商品が多いです。今だと岡橋ファンドマネージャーのニュー・アルフェックス ロングショートがおすすめされると思います。
面談のときに、お持ちの資産規模や目標の利回りや目的などをヒアリングして最適な提案をしてくれるので、投資に関する知識はあまりなくても投資することが可能です。
ただし最低出資額が1000万円からなので、個人投資家からするとかなりハードルは高いですね。目安としては余剰金が3000万円ほどないとベイビューの利用は難しいです。
とはいえ、ファンドマネージャーの経歴や実績も丁寧に説明してくれますし、成績も出ています。大きな余剰金があるのであれば分散投資先の1つとして選択するのもありでしょう。
ベイビューアセットマネジメントの顧客はほとんどが機関投資家(年金基金や企業)で、顧客あたり億単位の投資なのが現状です。
個人投資家にはなかなか情報は届かないですが、すでにベイビューで運用している投資家が紹介するケースが多いようです。
応接室はとても立派で、管理人が面談に行ったときには3名の社員の方々が対応してくださって、非常に好印象でした。
3000万円以上の分散投資を考えている場合は、選択肢の1つとして検討することをおすすめします。
利回りの高いヘッジファンドのまとめ
- 世界の利回りの高いヘッジファンド:年利50%をこえることもある
- 日本国内にも世界に匹敵する高利回りのヘッジファンドがある
- ヘッジファンドでの運用に失敗しないために3つのコツがある
- いま資産運用をするならEXIAがおすすめ
この記事ではヘッジファンドについて利回りという観点を中心にまとめてきました。
ヘッジファンドに関する情報はまだまだ少ないので、そもそもヘッジファンドを知ることや良いヘッジファンドを見極めることが難しいです。
でも良いファンドを見つけることができれば、手離れがよく大切なお金を増やしてくれるのが魅力です。
ヘッジファンドへの投資に興味をもったら、実際に問い合わせたり足を運んで見てくださいね。